ユニフォームにもワケがある

カラー

 ワールドカップで色んな国のチームを見るにつけ、選手のユニフォームが格好良いなと思います。まあ自分がレプリカを来ても様にならないから、やはり着ている選手が格好良いということになるのでしょうが…。
 ところでそれぞれの国のユニフォームの色のバリエーションにもちゃんと理由といわれがあるそうです。チームカラーが国旗の色と一致している場合があります。たとえばフランスの国旗は青、白、赤のトリコロールでそれぞれの色は自由、平等、博愛を示しているそうです。またイタリアのチームの色は青、アズーリですが、それはイタリアの空の青さを表しているそうです。昨年イタリアに行った時に見た空の青さ、日本の空の何倍も青い空を見てなるほどと納得しました。コートジボワールのオレンジはサバンナの大地、豊穣の土地を意味しているそうです。オランダもオレンジですが、これはオレンジ公ウィリアムが建国の王だからそれに関係するのかなと何となく思っていましたが、実はオレンジ公のオレンジは彼の領土の名前に由来するそうで、果物のオレンジとは直接関係がないそうです。ただフランス語でオレンジに相当する言葉が彼の領土と同じ発音ということで伝統的にオレンジ色がオランダチームの色になっているそうです。
 日本の侍ブルーの起源は初期の日本代表チームが東京帝国大学の選手で主に構成されており、東京帝国大学のチームカラーがライトブルーだった、ということに由来しているそうです。
 それぞれの国の代表チームのユニフォームの色にはそれぞれの国の歴史、風土、文化が反映されているわけですね。皆さんもワールドカップを機会にいろんな国のユニフォームの由来であるその国の文化、歴史、風土について調べてみるといいのではないでしょうか。