『与えられた己の道』
中間試験が終わり、今は体育祭に供えて放課後や早朝に集まって、ダンスの練習にいそしんでいます。そういう風景を見ながら登校すると、間近に迫る体育祭を感じることでしょう。
このように学校や家庭で培う様々な体験や経験を経て、神様から与えられた使命(召命)の道を皆さんは歩み始めているのだろうと思います。そういう人たちへのアドバイスです。
「全ての命は大切なもの」と分かっているのに、時々誰かから大切にしてもらわないと、つい自分の命の大切さを疑ってしまいます。
一人ぼっちで、希望を持ち続けることは出来ません。希望を持ち続けるには、支えてくれる仲間が必要なのです。
家族や親友の間では、時に「わがまま」も愛情表現となりますが、愛しているなら、わがままを聞いてくれて当然ということにはなりません。
「わがまま」を聞いてくれる相手への感謝を忘れてしまえば、「わがまま」は単なる「わがまま」でしかないのです。
選んだ道が、本当に正しい道なのか? それは誰にも分かりません。
将来、様々な分岐点に立つことでしょう。しかし、大切なのは、選んだ道を最後まで走りぬくことです。最後まで一生懸命走りぬいたならば、その時、その道は自分にしか走れなかった唯一の正しい道となるのです。
振り返って見れば、将来なりたかったものと、今の立場は全く違うものです。
ただ言えることは、様々な人に支えられて、自分らしい道を走っていると言えます。さ、皆さんはどんな夢を持ち、どんな人になっているでしょうか。
今日の一日が、明日への道となりますように。