2014年05月26日

全校集会

6時限目に全員がドンボスコシアターに集合します。
 ☆校長先生のおはなし【要約】

 (主の祈り)  二つの話をします。
一つ目は1人のお父さんから頂いた手紙を紹介です。
前にお父さん方に「社会が求める英語のスキルは?」という質問をしましたが、それに対して頂いた手紙です。
「社会人で英語ができないという言う人は、話す中身がない、伝える意志がない人だと小生は思います。
中高生時代に何を勉強すれば良いか?勉強とは『人と会う』か『本を読む』の二つしかないと考えます。小生は毎年何十名という学生の採用面接を致しますが特に、本を読んでいる学生と読まない学生の違いは明確に現れます。」

 とても示唆に富むお手紙でした。
皆さんは「人と会うこと」、「本を読むこと」そこに新しい出会い、自分を豊かにする、自分を向き合える出会いをしていますか?
何歳になっても、本を読むことは大切です。自分が直接触れない世界をも体験できます。
出会いを求めていますか?真剣に自分を豊かにするための出会いを学校の中に、学校の外に求めていますか?学校の中には部活、サレジオ祭、体育祭実行委員、未来塾があります。学校の外にはスピーチコンテスト、次世代リーダー研修、短期留学等すごい出会いが皆さんを待っています。チャレンジしてください。

 二つ目の話
先日桜木町で吹奏楽部の演奏会がありました、直接演奏会とは関係ない話ですが、その演奏会に学校から桜木町に歩いて行ったサレジオ生がいるんですよ。
しかも1グループではなく二つ。一つは中1、もう一つは高2。
北山田から桜木町まで直線距離で約10キロ以上。当然道はまっすぐではないし、高低差もあるから実際にはもっと長い距離をあるいたことになります。
そもそも出発する時にルートマップも距離も分らないまま出発したそうです。
ですからどれくらいかかるかは分らないまま出発したわけ。ある意味冒険です。
「なんでそんな時間のかかることするの?」「何の意味があるの?演奏会に間に合わなかったらどうすんの?」「意味がない」と思うかもしれません。しかしやれと言われたら皆さんはできますか?
僕はできません。まず体力、筋力、精神力すべてが足りない。特にチキンだから最初からできないと思ってしまう。面倒くさいと思ってしまう。自分はできないと思った瞬間、それをやりとげた生徒は僕の中で「すっげ〜」ヒーローになるんですよ。
最初からできないと諦めるとき、それは肉体的にも精神的にも老化現象の始まり。
桜木町に歩いていった人は本当の意味で若者です。
何かをするためには終着点が見てなくてもあえてまず一歩踏み出してみる精神的強靭さがあるのが若者です。
皆さんは若さを保っていますか?向こう見ずと思われることに挑戦できますか?
小さく小さく計算し、計画を立てて、できる、できない、可能、不可能、めんどう、意味ないと結論づけてしまっていませんか?部活でも、勉強でも、趣味でも、大学選びでも安全志向で小さく収まっていませんか?
向こう見ずな行動をすることができるのは強靭な精神力が一瞬でもある人。追い込まれたところで頑張ろう。

  ☆表彰 数学オリンピック
  ☆教育実習生紹介