皆さんと同じサレジアンで、

現在総務省の官僚として地方に出向して頑張っている若者を紹介します。

彼は官僚として地方活性化の為に制度や枠組みを作る仕事をしていました。

しかし制度や枠組みを作る人間が現場を知らなかったら、

的外れな制度を作ってしまい、誰をも幸福にできないと考えました。

そこで総務省に新たに「地方創生人材制度」のルールを作り、

その第1号として、ルールを作った本人が地方の行政に出向し、

昨年史上最年少29歳の副町長として鹿児島県長島町の活性化の為に働いています。

彼は大学のゼミで、「とりあえずまず現場に行くこと」を徹底して叩き込まれ、

それで行ってみて、人に出会うのが心底好きだと思えるようになったと言います。

そして、地域には様々なヒーローがいることを発見し、

その人たちが活躍できるようなサポート作りから始めました。

それが「おっはークラブが始まるよ!」というセミナーです。

今、業界では有名になりつつあるセミナーで、

様々な著名な業界人が時折参加しており、地方のヒーローとをつなぎ合わせています。

彼が大切にしているのは、立場関係なく、ちゃんとリスペクトを持って人と向き合うことです。

一人で出来ることはほとんどありません。人に好かれて、人を巻き込める人だけが、

何かを成し遂げるのだと彼は主張しています。

また、頭で考えるのではなく、現場に入ってみること、

やってみることが大切だとも言います。
彼は中高6年間サレジアンとして学んだ武士(もののふ)です。

彼の歩み方を参考に、自分の将来を考えてみてください。