「見る・聞く・話す」
おはようございます。
3学期始業式では申年にちなんで
「『みざる、きかざる、いわざる』ではなく「見る、聞く、話す」ことが大切だ」
という話をしました。
社会の現実をしっかり見て、その中にあるメッセージを聞き取り、
それに向けて自分として行動をおこすことが将来の皆さんには求められます。
昨日は皆さんの先輩である卒業生に来てもらい、
大学でやっていること、感じることを踏まえ、中高生の皆さんに向けて将来のビジョン、
今できることなどを語ってもらいました。
45期の丹野先輩は建築という分野の中でも「まちづくり」という学問領域を通して
東日本大震災の被災地の復興を目指し、
被災地の子供達が「自分たちの住む町」について考えるお手伝いをしている
という話をしてくれました。
サレジアンとしての「見る、聞く、話す」の1つの立派なプロジェクトではないでしょうか。
さて中高生の皆さんにもこの「見る、聞く、話す」というチャンスが与えられています。
今日は未来塾のプレゼン大会が行われます。
彼らは数ヶ月かけて自分が見つけた課題について、現状を分析し、
そしてその結果を人々に発表します。
放課後階段教室で行われますので是非参加してみてください。
また今日、明日と中学1年生、2年生の英語スピーチコンテストが行われます。
英語を通して自分を表現することは確かにハードルは高いでしょうが、
これも将来とても大切な技術となるでしょう。
そして皆さん一人一人が社会の中でドンボスコの子供たちとして
「見る、聞く、話す」を実践することを願っています。