2019年06月18日
文芸部歴史班 『歴史散歩』
今回の『歴史散歩』は、築地本願寺周辺の歴史を探訪しました。江戸時代の明暦の大火で焼失した西本願寺の別院を再建しようとしたところ、幕府から再建を許可された場所が海上でした。そこで、門徒たちが力を合わせて埋め立てを行った場所が築地という地名の由来だそうです。埋め立てに際して、海の神を鎮めるために建立した波除稲荷神社が築地市場脇に今でも鎮座しています。
築地本願寺では、親鸞聖人の月命日の法要も行われていました。その後、慶應義塾発祥の地や、解体新書訳出の地、タイムドーム明石などを見学したのち、佃島の住吉神社などを参拝いたしました。偶然出会ったおじいさんから学童疎開の経験や、東京大空襲のお話をいただき、感銘を受けました。