The scales fall from one’s eyes.(使途行伝・第九章)
グローバル
毎年、この時期になると同じ宣伝が入るので、上級生の皆さんは「ああ、またあのパターンね」と思うかも知れませんが、はい、その通りです。新入生の皆さんは、フレッシュな気持ちで聞いてください。
皆さんの中には、将来、国際社会に飛び出して色々な国と日本とをつなぐ、パイプ役になる人がたくさん出てくることでしょう。また、東京オリンピックを待つまでもなく、今日では多くの外国人が日本を訪れるようになっています。つまり、私たちは今、国際社会で生活しているのです。
…そこで大切になって来るのが、まず英語力。英語をマスターしていれば、大抵の国のビジネスマンや政治家・科学者といった人たちとコミュニケーションが取れるからです。言語はコミュニケーション・ツールの筆頭です。次に重要になって来るのが、相手の文化や考え方を理解すること。中でも、宗教観を理解しておくことは必須と言えるでしょう。
ところが多くの日本人は、世界三大宗教と呼ばれるものの中で、キリスト教およびイスラム教に関する知識を殆ど持ち合わせていません。このような状態では、諸外国の人々と「深いレベルでのコミュニケーション」を取ろうとしても、なかなか巧く行きません。
…そこで、聖書です!キリスト教の理解はもちろんのこと、イスラム教を理解するためにも、聖書の知識は不可欠です。「豚に真珠」とか「目からウロコ」とかいう表現が、日本古来の慣用句だと思っている人もそうでない人も、是非、聖書を学んで国際社会に貢献できる人になってください。
サレジオ学院では、毎週金曜日の昼休みにCommunication RoomにてBible Classを開催しています。
榎本飛里