マザーテレサは「良い言葉を他人から学び、自分のものに出来たならば、それがいつか人生や運命を変えるかもしれません。」と私たちに伝えています。この言葉と同じようなことをスキルアップした人々から聞くことがあります。

 

著名な経営コンサルタントの方は、素直に学ぶ気持ちがあれば、常に学びを得ながら成長できる。」と言い、その素直には3つのステップがあり、第1のステップは人の話をよく聴くことだと言います。それについて松下幸之助は「人の話を聴けない人とは、人の知恵を活かせない」と言います。さらに続けて、人の話を素直に聴けない人は、そのうち人から話をしてもらえなくなり、いずれは人が手伝ってくれなくなる。」と言うのです。

 

それではよく聞くためにはどうしたら良いのでしょうか。私たちは聞いているつもりでもよく聞いていないことがあります。まずは人の話をさえぎらず、黙って聴いてみることです。更に、人から話を聴いたら、自分でポイントを要約して話してみることです。これは人の話を聴いていれば、要点をまとめて話せるはずだからです。人に話すのではなく、ノートに要点を書きだしてみるのでも構いません。いずれにしても、自分の言葉でアウトプットすることが大切なのです。

 

第2のステップは、リスクが小さい事で「いいな」と思ったことを実行してみることです。それが本当に良いと感じたら、確実に実力が伸びたり人生のステージが上がったり、自分の人生に役立っているからです。

 

そして、第3のステップは、やり始めた事を結果が出るまでやり続けることです。

 

こういう習慣を身に付けた時、私たちの人生は変化していくのでしょう。