今日は教会のカレンダーではアビラの聖テレジアという聖女の記念日です。彼女はチェスの守護聖人でもあるそうです。

アビラの聖テレジアは16世紀スペインの聖女で、自分の属するカルメル会という修道会を、貧しく生きるようにと改革を行ない、その中で人々に理解されず、反対されとても苦労しました。健康にも恵まれず、多くの苦しみを経験しました。そんな彼女は『自叙伝』でこのように書いています。

「イエス様はどんな時にもわたしたちの助けであって、力を与えてくださいます。わたしたちを決してなおざりになさいません。イエス様は真実な友です。私はそれを経験しました。」

幾多の苦難を経て彼女はイエス様が友であるという経験と確信を得たのでした。私たちにとってもイエス様が友であるということを彼女は教えているのです。勇気を持って進んで行きましょう。