Faccio io! 「他に何かありますか?」

おはようございます。

昨日は雪のために登校が大変だったと思います。雪で歩きにくかったり、

駅が人でごった返していたり、

電車が来なかったりで学校に来るのに普段の倍以上もかかったかもしれません。

昨日のようなことがあると都市のインフラの弱さに改めて気付かされます。

また当たり前の日常が当たり前でない場合に、状況を把握し、情報を集め、

自分で行動決定するシュミレーションになったかもしれませんね。

 

さて先週は校内に掲示しているドンボスコの言葉の一つ、Allegroについてお話ししました。

それに引き続き、今日は2番目の言葉についてお話ししましょう。

それは Faccio io です。

何度かみなさんも耳にしたことがありますね。

誰かが助けを必要としている時、「俺やるよ」と自分から言うことです。

Faccio io 、「俺やるよ」はつまり自発性、英語では spontaneity です。
「俺やるよ」以外にFaccio io の心を表す日本語訳をもう一つ紹介しましょう。

それは「他に何かありますか?」です。

日直で、あるいは部活で先生に何か頼まれた後、みなさんはどうしますか?

「終わりました」と言ってそそくさと、一刻も早く帰りたい気持ちになるかもしれません。

でもそこでもうひと頑張りして、もう一言言ってみましょう。「他に何かありますか?」。

難しいかもしれません、でもこの「他に何かありますか?」も

Faccio io の精神をよく表しています。
ドンボスコは明るく活気に満ちた学校になるために Faccio io の精神を強調しました。

サレジオ学院の中に「他に何かありますか?」という言葉が

いろんなところで交わされるよう頑張ってみましょう。