2月8日は日本のサレジオ会にとって大切な日です。

それは90年前の今日チマッチ神父様を団長とする

第1回サレジオ会宣教師団が門司港に到着した日です。

チマッチ神父様一行は宮崎を任され、そこからサレジオの活動が始まっていきました。

宮崎には日向学院という兄弟校があります。

同じドンボスコを父として持つ私たちはお互いに祈るようにしましょう。

「主の祈り」
今度は旬な話をしましょう。

昨日の日曜日カトリック研究会とピアノが好きな学生がコラボレーションで

南スーダン支援 チャリティーコンサートを行いました。

これまで11月の慰霊祭で南スーダンで働いている

下崎シスターをお招きして話をいただきました。

12月の街頭募金では南スーダンでのシスターの活動を支援しました。

そしてチャリティーコンサートです。

昨日集まったお金は全部で82000円ちょっとでした。

在校生を始め多くの皆さんが聴きにきてくれて援助してくれました。

ありがとうございました。

シスター下崎は3月か4月ごろまた南スーダンに戻ります。

昨日は最後にシスターが「私が無事であれば2年後にまた日本でお会いしましょう」

とおっしゃっていたことが印象に残りました。

さて本題に入りましょう。

今スクリーンに映っているものは何か分かりますか?

楽器?掃除機?貝殻?実はこれはターボエンジンです。

ターボエンジン、あるいはターボチャージャーは排気ガスでタービンを回すことによって

効率よく、より強い力を引き出すエンジンの種類です。

略してターボ。聞いたことがあると思います。
皆さんはターボという言葉の由来を知っていますか?

ラテン語の turbare という言葉だそうです。

意味は「グルグル回る」、「乱す」といった意味です。

この turbare の中心となる部分 turb  を含む英単語を知っていますか?
disturb(混乱させる), turbulence(乱気流), turbine(タービン)なんかがありますね。

みんな回転、あるいは回転によって引き起こされる乱れの意味があります。

ターボエンジンもタービンを回すことが特徴ですからいっしょですね。
さてここからドンボスコの3つの勧めに展開しましょう。

「どうゆうつながり?」って混乱するかもしれませんが、すこしお付き合いください。
学校の階段に掲示されている3つの言葉を覚えていますか?

Allegro, Faccio io, そして Niente ti trubi.です。

これまで朝の話でAllegro(晴れやかな心)、

Faccio io(他に何かありますか?)を説明してきました。

というわけで今日は3つめ、Niente ti turbi です。

意味は分かりますか?

ヒントです。turbiを見てください。turbがあります。

そうですね、あの回転、乱れを示すturb。

というわけでこのturbiは英語ではdisturbです。

nienteは英語では nothing。

つまりNiente ti turboは英語では

nothing disturbs you.(何ものもあなたを困らせないよ→恐れるな!)です。

ドンボスコが少年達に「恐れずに前を向いて前進していこう!」と言っていました。

今風にいえば「安心してください!」かもしれませんね。

神様が常にみなさんの傍で励ましながら、みなさんと歩みをともにしてくださるから、

私たちは安心して進んでいけるわけです。

Coraggio! Slancio!