昨日のカト研。「逆転の発想スペシャル」と題し、発想転換力を鍛えることで思考力・問題解決力をゲットしようという試み。元旦の新聞に掲載された全面広告「さっ、ひっくり返そう。」をお手本に、「反対から読むと全く逆の意味になる文章」の作成に取り組みました。印象的な広告ですから、見た人はきっと覚えていることでしょう。発想の転換は苦境を乗り越える際、大きな力になりますね。センター試験を直前に控えた高3生を勇気付けるために、教室掲示をお願いしましたので是非見てください。

 

さらに、発想の転換を交えたジョークを紹介しましょう。済みません、英語です。

英単語:nobody は、誰も該当者がいない状態を表していますが、一方で「取るに足りない者」という意味にも使われます。つまり、I am nobody. といえば「私は取るに足りない者だ」となり、Nobody is perfect. といえば「完璧な人などいない」となります。このネガティブな2つの文章に論理学の基本、A=BかつB=CならA=C・・・を当てはめるとどうなるか?やってみましょう。

 

I am nobody.

Nobody is perfect.

Therefore, I am perfect.

 

「私は取るに足りない者だ」と「完璧な人などいない」を合わせると、なんと「私は完璧である」となってしまいます。Niente ti turbi! このサレジオ精神を忘れないで!・・・祈っています。