世界共通語は英語?ドン・ボスコ?
先週サレジオ会の東アジア地区の国際会議に参加してきました。韓国、台湾、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、東チモール、オーストラリアから約30名の神父さんたちが集まり、貧しい人々に関わっていくために自分たちがどう変わるべきかいうことについて話し合ってきました。そこで使われる言語は勿論英語です。インドを含めてアジアでコミュニケーションをとるためにはどうしても英語が必要になります。しかもその英語はアメリカ、イギリスとは全く異なったアクセントで聞こえてきます。みなさんはグローバリズムということを考える時、「共通語」としての英語の「多様性」を意識し、勉強してほしいと思います。
私たちにはあと一つ共通言語があります。それは「ドン・ボスコ」です。イタリア研修旅行やフィリピン語学研修に行った皆さんは体験したと思いますが、サレジオ学院の兄弟校は世界各国にたくさんあります。オーストラリア・メルボルンにも2校ありました。そこには皆さんの慣れ親しんでいるドンボスコの像があり、ドンボスコの言葉が刻まれています。「ドン・ボスコ」と言っただけであっという間に、世界中で共通の話題を持った親しい友達ができるわけです。「ドン・ボスコ」という言葉はまさに世界共通語でなんです。
いつかアジアで、そして世界を舞台に仕事をする日に備えて、このようなことを意識しながら今日も勉強していってほしいと思います。