今日の「朝の話」も一昨日に引き続き、ドン・ボスコ生誕二百周年記念ソング「道標(みちしるべ)」で始まりました。実はこの曲、31日のドン・ボスコ祭で歌いますのでしっかりと覚えてください。
 ところで、明日・明後日はセンター試験が行われるわけですが、先輩たちが目一杯頑張れるようにと、先生方がどれ程心を込めて応援してきたかを物語る一つの例を紹介したいと思います。それは、高校3生の自習室前に貼り出されていた「日めくり応援メッセージ」です。センター試験の300日前から始まり、『心が強く優しくなるドン・ボスコの言葉100』からの引用と、それをもじった二人の先生方からのメッセージが日ごとに先輩たちを勇気づけるように並べられていました。…こんな調子です。

「絶えずいつも喜ぶようにしよう。そうすれば時間は早く過ぎ去ります。」これはドン・ボスコ
「絶えずいつも勉強しよう。そうすればそれが普通になります。」数学のK先生
「音楽のない学校、それは、魂のない体。」…ドン・ボスコ
「音楽のある勉強。それは中身のない遊び。」…英語のK先生。自習中のイヤホン禁止、でしょうか。
「悪魔は快活な人が苦手です。」…ドン・ボスコ
「先生は時に悪魔にもなります。」…英語のK先生
「さあ、勇気を出しましょう。
 忍耐がなくなろうとする時、希望が私たちを支えてくれます。」…ドン・ボスコ
「さあ、元気を出しましょう。
 元気がなくなろうとする時、『空元気』でいいじゃない。」…英語のK先生
「さあ、やる気をだしましょう。
 忍耐がなくなろうとする時、我々があなたたちを支えてあげます。」…数学のK先生

 ユーモアの中にも先生方の愛情と情熱がジワッと感じられて、読んでいて心が温かくなって来ます。皆さんは、このような「ドン・ボスコの心」を持った先生方に見守られているのです。今日はこのことに感謝するとともに、先輩たちにエールを送りましょう。