スイカゲームの画面にストーリーが見える人 . . . 新しいパースペクティブとの邂逅
ネタがないわけではないですが今年のハロウィンの衣装についてもう一言だけ言わせてください。僕の着ぐるみだけでは何の意味かわからなかったでしょうが、隣にいた教頭先生を見たら「あ〜スイカゲームね」とかろうじて分かってくれたと思います。そう今年のテーマはスイカゲーム、生徒にアドバイスもらったネタでした。
そもそもスイカゲームの予備知識がなかったですが、「つまりテトリスの親戚ね」ですよね。上から落ちてくるフルーツをうまく消していったら勝ち〜みたいな?消すじゃなくてスイカにする、でしたか。あってもます?
ところであの朝、ある生徒が前に来てしばらく無言でたたずんでから「う〜ん、これちょっとなぁ。ツモ順次第だなぁ」とか独り言を言っていました。えっ「つも」 . . . また新しい単語に遭遇。彼は絵を見て次の展開を予測していたようです。自分にはフルーツがただ積み重なっているだけで、画面の次の展開など考えもしませんでした。そもそも基礎知識なしハロウィンに登場するな!って話ですが、でもそうですよね。あれはゲームの途中の一瞬の画面を切り取った画像です。それにしても絵を見て次の展開まで読めるって凄すぎじゃないですか?ゲームをやりこんでいる人には次のフルーツの落とす位置や次の展開を時間的、空間的に読み取っている . . .
同じものでも見る人によってこうも全く違って見えるのかと愕然としました。景色にその向こうのストーリーが見える生徒とそれが見えない自分 . . その人の経験によってこうもパースペクティブは違うんですね〜。「同じ風景でもこの人にはこんな風に見えているのかぁ . . . 」自分との違いに打ちのめされた経験ありません?でもその出会いには感謝です。「自分には伸び代しかない!」と前向きになれる瞬間とも捉えられるからです。今年のハロウィンの着ぐるみで学んだ前向きになれる秘訣、これで朝の話を締めくくりましょう。