2023年11月27日
進路講演会「46期石川聡彦さんを迎えて」
株式会社アイデミー代表取締役社長・石川聡彦さんにお越しいただき、
「大学3年時に学生起業し、10年以内に上場したスタートアップの興し方」
という演題で、中2、高1、高2対象の進路講演会を実施いたしました。
石川さんは、サレジオ学院卒業生(46期)であり、東京大学在学中からの4度の起業を経て、現在、デジタル人材育成に関する事業を展開されています。株式会社アイデミーは、今年6月、東京証券取引所グロース市場へ新規上場されました。石川さんは、本校在学中の中3時に「職場訪問」で東京証券取引所を訪れており、上場当日はとても感慨深かったと話されていました。
株式会社アイデミーは、同じく本校を卒業し、講演会当日も来校してくださった木下慶彦さん(39期)創業の独立系ベンチャーキャピタルSkyland Venturesや、東京大学エッジキャピタルからの投資を受けています。金銭的リスクも少なく、世界を変えるサービスを自分の手で作り出せるかもしれないスタートアップの魅力を、石川さんは、本校生徒にじっくりと1時間、語ってくださいました。
失敗には「取り返しがつかない失敗」「取り返しがつく失敗」「何もしなかった失敗」の3種類があり、「取り返しがつく失敗」は、たくさんやったほうがいい、との話でした。石川さんご自身は、株式会社アイデミーに至るまでに行った4つの事業の失敗が、現在の糧になっているそうです。
サレジオ生のみんなも、石川先輩の講演にとても刺激を受けたようです。質疑応答では「リーダーシップの条件」などを積極的に尋ねる生徒もおり、石川先輩に続くサレジオ生OBの起業家が、たくさん現れることでしょう。