他の人に心を配る「心の余裕」を
皆さんは中間試験を控え、さらにその後体育祭もあり、準備に忙しいことと思います。「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と焦る時に、余裕をもってスケジュールを立てるということの大切さが身にしみることでしょう。
スケジュール的な余裕と同じように「心の余裕」も大切です。自分の心の中に余裕を作っておく。それは具体的に自分の心に他者への配慮の部分をとっておく、ということです。自分のことで心を一杯にするのではなく、自分の隣にいる人のために何かすべきではないか、という心の余裕です。この他者への配慮があれば教室や公共でのマナーも自然としっかり守れていくはずです。
他者への配慮、もう少し広げてみましょう。もう報道は下火になってしまいましたが、ネパールの被災者の人々のことに思いを馳せましょう。報道があまりされなくなったからといって、彼らの生活がもとどおりになったわけではありません。報道が少なくなったからこそ心を向けるようにしましょう。特に同じドンボスコの子供達である私たちの兄弟校の生徒たちに心を向けましょう。
彼らの生活が1日もはやく元どおりになるよう一緒に「主の祈り」を唱えましょう。
それでは一緒にご唱和お願いします。
「主の祈り」