2024年03月27日
高1「フィリピン語学研修」最終報告
今年度の「高1フィリピン語学研修」最終報告になります!
9日間にわたる研修もいよいよ終盤を迎えました。
連日、最高気温が33度か34度。蒸しっとした晴天が続いていますが、我々はマニラ市内の主要エリア・施設を巡りながらフィリピンの現実や歴史にふれる学びを続けています。
スペインやアメリカ合衆国の植民地時代そして第2次大戦を経て独立を果たした現在のフィリピン。街の様子をみていると、高層ビルや大きな商業施設が建ち並び、バイクや自動車の交通量そして人通りも物凄く、明らかに、経済の発展や街の勢いを感じる雰囲気。
しかし一方で、主要な幹線道路の道路脇そして国立公園の入り口では、物乞いや仕事を求めるストリートチルドレンの姿がちらほら。まさにキラキラした明るいフィリピンの裏側で進行を続ける格差の拡大と、依然存在する貧困の現実をまざまざと見せつけられました。
投稿した写真は、トンド地区への訪問の様子。ここは東洋最大のスラム街といわれていますが、今回我々は、このエリアを統括する方々の協力を得ながら、この地を実際に散策すると同時に、教会が運営するシェルターそして地元の小学校に通う子供たちと交流の機会をもつことができました。
最終日は、リサール公園やマニラ大聖堂、そして世界遺産のサンアグスチン教会にも訪問。
あっという間の9日間でしたが、明日が日本への帰国です。