2024年10月27日
生物班「自然農法体験と農福連携に関する学び」
こんにちは、自然科学部生物班です。
10/27(日)に生物班有志でコトモファーム湘南藤沢にて野外活動を行いました。
前半は鎌倉市の医師で、無農薬・無肥料で農作物を栽培されている酒井太郎様のご指導の元、自然農法についてのレクチャーと農作業体験をさせて頂きました。酒井様からは、肥料として活用できるため「雑草は宝物」という言葉や、自然農法によって固定種を育てると、商品作物のように同じような形や大きさには育たないが「みんな個性があってみんないい」という、人生の歩み方のヒントになるようなお言葉も頂けました。
後半は、コトモファームの管理もされていて、『農で輝く!ホームレスや引きこもりが人生を取り戻す奇跡の農園』の著者でいらっしゃる小島希世子様から、農園全体の案内や、人手不足で悩む農業とさまざまな理由で就労支援が必要な方との架け橋となる活動のご紹介をいただきました。小島様の活動から「少しの自信で人生は変わるよ」という言葉も頂けました。
また、当日偶然現地にいらっしゃった『雑草ラジオ』の著者でいらっしゃる瀬戸義章様からも、協生農法についてもレクチャーしていただきました。協生農法を行っている瀬戸様の農場では、ユズの木に自然薯やゴーヤなどのつるが巻き付いて生育している様子を観察できました。瀬戸様によると、協生農法では毎年の気候条件によって生育する様子が異なるとのことでした。
今までに触れたことのない、農業の視点が大変新鮮で、生物班の畑活動にも大きなヒントが得られた大変有意義な活動を行うことができました。酒井様、小島様、瀬戸様、大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。