先日は吹奏楽部のメンバーがホスピスで演奏ボランティアをしてくれました。患者さんたちの中には車椅子の方、寝たきりの方もいらして限られた空間での入院生活の中で少しばかりクリスマスの明るい雰囲気を届け喜んでいだだけたと思います。この機会以外にもサレジオ学院ではジャグリング部の学童に通う小学生へのジャグリング教室、お米一合の日、浜松教会での炊き出しボランティア、フェアトレードコーヒー販売などボランティア活動が数多くあります。明日は南スーダンの貧しい若者への学費支援のための街頭募金も行われます。今年も多くの生徒諸君が参加してくれ、中にはリピーターもいると聞いています。よろしくお願いします。

 

ところでみなさんオキシトシンというホルモンを知っていますか? よく「幸せホルモン」と呼ばれています。オキシトシンはストレスの軽減、社会的な絆の強化、幸福感の向上などその人の心にプラスの働きをします。オキシトシンは、親しい人からのハグや笑顔によって分泌されるそうです。

 

興味深いことにオキシトシンは「人から与えられる時」だけでなく、「人に何かを与える時」にも分泌が促進されるそうです。例えば誰かを助けたり、優しい言葉をかけたり、人に親切をする時にその人の中で「幸せホルモン」オキシトシンは分泌されているというのです。

 

人に奉仕をすると幸福になる、そしてそれにはホルモンが関わっている , , , なんだか不思議ですね。これどう説明します?生理現象? 人間の本能? 進化の過程で獲得した機能?

 

聖書なら「神様が人間をご自分に似せて創造されたから」と言うでしょう。「奉仕すると人はなぜ幸福感を味わうのか?」という問いは実は「人間とは?」そして「自分とは何であるか?」という問い、つまり召命についての問いでもあるわけです。

 

今日はなんとも不思議な「幸せホルモン」オキシトシンと召命との関係のお話をしました。

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