2025年01月17日
中1「阪神・淡路大震災に関する研究授業」
去る1月15日(水)、中学1年生の理科第2分野において、阪神・淡路大震災に関する研究授業を実施いたしました。この授業を受けた中学1年生は、東日本大震災が発生した2011年に生まれた世代であり、当然ながら阪神・淡路大震災がどのような災害であったのかを知らない生徒が多くいます。この発災30年という節目に、阪神・淡路大震災という大災害、そしてその震災から得た教訓を学び、来るべき大地震への心構えを新たにする機会となりました。
授業の後半では、京都大学防災研究所の矢守克也先生が考案された防災ゲーム「クロスロード」に取り組みました。5人グループに分かれ、さまざまな立場や状況を想定し、自分ならどのような選択をするかを考え、各々の考えをグループ内で共有する時間を通じて、学びを深めることができました。
本研究授業の実施にあたり、学校内に設置された震災資料室見学をご快諾いただいた神戸市立本山第二小学校の竹中校長先生をはじめとする諸先生方や関係者の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。また、阪神・淡路大震災で犠牲になられた方、そして今も苦しんでいらっしゃる被災者の皆様に「よりそう」気持ちと「毎日を大切に生きていく」気持ちを生徒に伝え続けていきたいと思います。