2014年03月01日

卒業式

49期生が本日卒業式を迎えました。

 

卒業生入場

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威風堂々の曲が流れて、49期生が入場します。

開祭の儀および聖書朗読

開式が宣言され、ヨハネによる福音書 第15章の一節が朗読されました。

学校長の言葉

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 49期の皆さん、卒業おめでとうございます。
サレジオ学院での6年間はどうでしたか?あっという間の6年間だったでしょうか。私の個人的な感想ですが、黄色いジャージの皆さんは特に親近感がありました。中1の野尻湖では全クラスの活動に参加し、水泳、ボートなど湖の活動、夜の肝試しの顛末などよく覚えています。また中3の研修旅行の五島も天候に恵まれ楽しかったですね。小さな宿屋での分宿、夜に玄関ある靴の数が足りない・・・さては深夜徘徊か・・・とあたりを探しまわったら、何と靴を持って部屋に入ってテレビで深夜NBAを見ていた誰かさん・・・サザエのつぼ焼きをみて「これ食べ物ですか?」とかおかみさんに素で聞いた誰かさん・・・頭が島教会を出てそのまま海へダイブ・・・・ズボンもパンツもみんなビッショリ・・・

 楽しいことも一杯あったでしょうが、同時に辛いこと、苦しいこともあったかと思いますが、そのようなことも含めて、今皆さんは卒業していきます。家族、先生、として友人に対して感謝の気持ちできっとあると思います。49回生の皆さんはお互いに仲が良かった場面を数多く見ることが出来ました。皆さんが高3の今年度、引退のかかった試合に怪我でその試合に出られない仲間の名前を連呼しながらみんなで応援する姿を見たとき、皆さんこそが天国のドンボスコの世界で一番お気に入りの生徒だろうと思いました。

 今日の福音書では家様が弟子たちを派遣するシーンが語られています。「お前たちはこれから私の使命を私に変わって遂行していくのだ」とおっしゃっています。

さて卒業のこの日、皆さんに贈る言葉は旧約聖書のヨシュア書からの引用です。

わたしは、強く雄々しくあれと命じたではないか。
うろたえてはならない。
おののいてはならない。
あなたがどこに行ってもあなたの神、主は共にいる。(ヨシュア記 1章9節)

ヨシュアという人はモーゼの次のイスラエルの民のリーダーです。あの偉大なモーセから職務を引き継がなければならないわけです。自分の肩にのしかかる責任の重圧、何かにつけ先代のモーセと比較される状況におしつぶされそうになるヨシュアに神様はこの言葉を告げます。「私はいつもお前とともにあるから大丈夫だ。」

神様は決して人を子供扱いしません。優しいけど厳しい。あるときは要求しチャレンジします。辛いことを強いたり、チャレンジするけど、でもそれが難しいことが分っているから、任された荷が重いのが分っているから、決して見放したり、突き放したりせず、いつも寄り添おうとします。「私はいつもおまえと一緒だ」

神様は彼を安心させ、励まします。ヨシュアの新しい旅立ちは、プッレシャーだらけだったけれど、このように神様の祝福と励ましに満ちていました。だから彼は「分りました。引き受けます」と言うことが出来ました。

皆さんも今ヨシュアの経験したような旅立ちの時を迎えています。一段高いステージに上っていきます。高校を卒業し、これからの人生では多くの選択肢が与えられ、その中で迷いながらも一番相応しいと思うものを自分で選び、そしてその結果を自らが負っていきます。将来への希望とともにプレッシャー、不安もあることでしょう。だからこそ今日神様は「うろたえるな。私がともにいるから。」と皆さん一人一人に語りかけています。

さぁ、沖に漕ぎだしましょう、大海に向かって。卒業しても皆さんは一人ではありません。みんなサレジオアンです。これからの皆さんの人生の上に神様が常に豊かな祝福を与えてくださいますよう祈っています。皆さんの母校であるサレジオ学院は船出する皆さんに取って母港でもあるようこれからも頑張りたいと思います。何か嬉しいことがあったら、辛いことがあったらどうぞまたサレジオに来てください。先生に会いに来てください。待っています。

 

卒業証書授与

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176名の一人一人が担任に呼ばれ、校長から証書を受け取ります。

表彰状授与:理事長賞(湯木君)

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表彰状授与:優秀賞(家次君、尾関君、久保君、八代君)

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皆勤賞20名(内5名は6年間通年)
精勤賞34名

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部活特別賞(テニス部女屋君関東大会出場)

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理事長挨拶

理事長挨拶【要約】
49期の皆さんは、勇気を持って次のステップに進んで下さい。あなた達が入学した年にサレジオ会は本部ローマでこれからの若者との関わりを見直す会議を開催していました。そして6年後の今年も改善を検討する会議が開かれます。どんな良い計画もチェックしなければ進歩がありません。私たちの学院は、計画の遂行が出来たと思います。
先ほど校長のお話に出た預言者ヨシュアへの言葉は、リーダへのステップであり「誰かの為に何かをしよう(ファッチオ・イオ=伊:私が致します)」と背中を押してくれるはずです。これから社会に出るとき、皆さんの社会人基礎力が問われます。つまり
1)一歩前に踏み出す力
2)(自分で)考える力
3)チームで活動する力
もはや先行モデルを追いかけるだけでなく、謙虚にそして点を取るためでなく現実を解決する為の学びを習得し、私たち大人を追い越して下さい。最後にいつも卒業式で3つの言葉を言っています。
今日は本当におめでとうございます。
そして、皆さんと関わり多くの事を私たちも保護者の方達も学ぶ事が出来て、ありがとうございます。
私たちは、まだ足りない処があり、ごめんなさい。

 

共同祈願

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感謝の祭儀

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主の祈り及び聖体拝領

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聖歌「いつくしみふかき」を唱います。

記念品贈呈

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 送辞:生徒会長の長谷川君

 答辞:卒業生代表丸山君

 

祝辞:保護者会会長(保護者の方々のご協力に感謝が述べられました)

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祝辞:同窓会会長(同窓会活動報告と吉川英治氏の「我以外我が師」を引用されました)

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 祝福と校歌斉唱および蛍の光斉唱と共に卒業生退場 

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祝宴

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おめでとうございます

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 あらたなステージへの出発です