「受動的」感謝から「能動的」感謝へ

サレジオ学院では「恵まれない子供たちに教育の機会を

提供する」という視点から、

南スーダンの子どもたちの支援を行って来ました。

昨年の慰霊祭ではシスター下崎が来校し、

現地の状況を説明して下さったこともあり、

更に多くの募金を集めることが出来ました。

協力して下さった皆様、本当にありがとうございます。
シスターは募金を携えて既に現地入り…

したのかと思いきや、まだ日本にいらっしゃいました。

テロのため規制が厳しくなり、入国許可を得るのに

苦労しているのだそうです。

それでも、そのような危険を顧みず、

子供たちのために献身するシスター方の働きの上に、

神様の祝福を祈りましょう。
ところで、そのシスター下崎からお礼の

ピクチャーレターが各クラスに3枚ずつ届いています。

昨年の慰霊祭で説明のあった通り、

3人の子どもがイスラム系の学校に進学し、

そこで英語を習得したので、

今度はドン・ボスコの学校への転入を望んでいる

そうです。

是非目を通してください。
このように、募金の具体的な使い途や近況を

知ることは、支援者にとってとても重要なことです。

感謝の手紙が届き心が伝わることで初めて

感謝は本来の役目を果たすものだからです。

もし私たちが感謝の念を抱いても、

それを表現しなければそれは受動的感謝に過ぎません。

それは蛹のようなものです。

繰り返しますが、感謝はそれを相応しく表現する

ことによって、そして相手に伝わることによって

初めて完成します。

ですから、リアル完全体を目指すサレジアンの皆さんは

「受動的感謝から能動的感謝へ…」のキーワードを

念頭に、ますますグレートな男になって欲しいものです。
来たる感謝祭では、感謝を完成させる力を持つ

「表現」というものについて学ぶ機会を設けました。

ご期待ください!