2014年01月15日
良い習慣と悪い癖
先週、中学2年生とスキー教室に行ってきました。長野県の志賀高原、横手山スキー場というところでした。スキー場は寒いところです。ある日は、一番下のリフト乗り場付近の気温がマイナス14度ほどまで下がりました。頂上付近はマイナス20度以下でした。何時間もかけて、こんな寒いところに来て、なぜスキーなのでしょうか。
普段とは違う環境の中で、共同生活の質の向上、自然との共生感覚などを学ぶためです。そして、純粋に楽しみながらスキー技術の習得・向上を目指します。技術が向上すると、さらに楽しくなります。そして、身に付いた技術は一生の宝になります。
スキーに限らず、一度身に付いた技術は、そう簡単に忘れるものではありません。久しぶりだと、思い出すのに多少の時間はかかるかも知れませんが、必ず思い出すものです。
さらに、このことは必ずしも何かの技術に限ったことではありません。生活習慣やマナー、好みなども一度定着するとなかなか変わるものではありません。けれども変えなければいけない、または、新たに身に付けなければいけないものもあるはずです。間違って身に付けたものをそのままにしておくと、それ以上向上しないばかりか、良い部分まで影響を受けてしまうかも知れません。
中高生の時代は、ある程度身に付いた良いものを伸ばして、しっかり定着させることが大切です。と同時に、身に付いてしまった良くないものを正していかなければならないときでもあります。自分をよく見つめ、正すべき部分はないかよく考えましょう。