12月8日開校記念日の意味
おはようございます。昨日はお休みでしたね。でもなぜお休みか知っていますか?試験終了でちょっと一休み、と思ったでしょうか。学校の年間スケジュールを見ると12月8日が開校記念日、12月9日が開校記念日代休となっています。そうです、昨日は単に試験休みではなく、開校記念日代休だったわけです。でもなんで12月8日にサレジオ学院では開校記念日を祝うのでしょうか?先生方からもう聞いているかもしれませんがあらためてお話しましょう。
今から175年前、1841年12月8日、ドンボスコはトリノ市にあるアッシジの聖フランシスコ教会でミサをするために準備していました。するとそこに一人の少年が現れました。彼の名前はボルトロメオ・ガレッリ、トリノ市近郊のアスティ村から来た16歳でした。身寄りがなくトリノに職を求めてきた彼は貧しく学校に行ったことがなく、文字も読めませんでした。ドンボスコは彼に聖書の話や祈り、勉強を教えることにしました。これがのちのオラトリオとなったわけです。
もうみなさん分かったでしょう。12月8日はドンボスコがバルトロメオ少年と出会った日、オラトリオが始まった日、そして世界のサレジオの学校が産声をあげた日なのです。だからサレジオ学院でもこの12月8日を開校記念日としているわけです。
みなさんもある意味オラトリオの生徒です。ドンボスコと一緒に歩む若者です。今日は有志の皆さんが街頭募金に出かけます。これもドンボスコが望んだことでした。街頭募金に参加する生徒は日本の善意を南スーダンで援助を必要としている人々に届ける絆となるわけです。頑張ってください!