「フードバンクのポスターを見たんですが、ボクになにかできることはありませんか?」先日、一人の生徒が Communication Room を訪れ、こう申し出てくれました。火曜日の校長先生のお話し続く faccio io! ですね。

 

こんな体験をするたびに思います。サレジオ精神というものは、サレジオ学院がみなさんに伝えたのではなく、もともとみなさんの中にあった美しい心が、サレジオ学院での生活を通してあふれ出て来たものではないかと…。

 

みなさん。いつも、「お米一合の日」に協力してくださってありがとうございます。先月、箱から溢れるほど頂いたお米は、既にマザー・テレサの修道院に届いています。マザーのシスター方が行っている炊き出しについては、カトリック研究会のメンバーが、この夏、現地を訪れ、報告してくれるでしょう。

 

さて、話を「フードバンクかわさき」に戻しましょう。このNPO団体は、多方面から集められた食料を、必要としている家庭に届けています。ボランティアの方にお話を伺うと「お米はもちろん大変よろこばれますが、おやつを届けると子どもたちがとても喜ぶようです。おやつを口にする機会がめったにないので…」ということでした。生徒ホールのアイスが当たり前のサレジオ生とは、少し違います。

 

みなさんも、いま一度自分に問いかけてみてください。自分に何かできることはないだろうか…と。