トルコと東京のオリンピック招致から
シリア難民を知る
昨日は2020年オリンピックが東京で開催されることが決まり、日本中がそのニュースで湧きました。
やはり嬉しくなるし、招致に向けて様々な努力をしてきた関係の方々の喜ぶ姿を見ると感動しました。
東京に決定した後、トルコの人々からツイッターなどで「おめでとう東京」と祝福の言葉が寄せられたそうです。
「平和の祭典」と呼ばれるオリンピックには相応しいエピソードだなと感じました。
トルコといえばシリアでの紛争の影響で多くの難民が国境を超えてトルコに入ってきています。
昨年のクリスマス街頭募金では高校生がこのシリア難民のために援助をすることを決め、集まったお金をNPO法人「難民を助ける会」に送金しました。
「難民を助ける会」では国境近くのトルコ国内の地域で難民の生活・教育援助などを行なっています。
8月末「難民を助ける会」のメンバーの現地で活動されていた原寛典(ひろのり)さんが来校され、感謝と活動報告をしてくださいました。
何かの機会にまた原さんより直接皆さんにシリア難民への援助活動の報告をして頂きたいと思っています。
またフランシスコ教皇様も紛争の犠牲となっている多くの人々のために祈りと犠牲を私たちに求めています。
教皇様と心を合わせて世界平和のために祈っていきたいと思います。
さて最後に。
いよいよサレジオ祭が近づいてきました。
今年のテーマは「限界への挑戦」です。
皆さん、色々な企画の準備で忙しいことでしょう。
進み具合は違っていることかと思いますが、準備最終日まで、あるいは当日になるかも知れませんが、頑張って、とことん悔いのないように準備をしてください。
鳥越政晴