デフリンピック日本代表サッカー選手
サレジオ学院幼稚園でのお話です。先日サッカー選手でデフリンピックの日本代表の方々がサレジオ学院幼稚園を訪問してくださいました。
デフリンピックという言葉を知っていますか?聴覚障害を持つスポーツ選手が競う国際大会です。恥ずかしいことにパラリンピックとデフリンピックの違いなどについてほとんど知りませんでした。
選手方は園児さんとサッカーをしたり遊んだりして楽しく交流するだけでなく、自分たちが生まれた時から耳の聞こえないこと、サッカーを始めたきっかけ、日常生活の工夫などを園児さんに丁寧に語ってくださいました。
一人の選手はたまたまアパレル関係の仕事をしており、その会社で古着を難民キャンプに送るという慈善活動をしているということで、幼稚園ではサッカー選手の訪問に合わせて、自分たちが集めてきた古着をお渡ししました。
お話によると難民キャンプに避難している人々の約半数が子供だそうです。キャンプにそれだけたくさん子供がいるのに十分な子供服はなかなか行き渡らないということで、幼稚園の子供服の寄付はとても感謝していただきました。
さて皆さんには2学期の終業式で、2020年東京で開催されるのはオリンピックだけではなく、あわせてパラリンピックも開催されるのだから、パラリンピックにも目を向けてみては?という話をしました。デフリンピックにも関心を持ってみてはどうでしょうか?日本国内外の様々な出来事を少し違った視点から捉え、それを自分たちのパッションにつなげていってほしいと思います。