2013年10月07日

全校集会と夜間自習室の利用開始(高校2年生対象)

全校集会

6時限目は、全校集会となりました。

校長先生のお話や直近の在校生の活躍の報告がありました。

 

校長先生のおはなし

サレジオ祭お疲れ様でした。

この数年皆さんには機会があれば「どんどんチャレンジしよう!」と言ってきました。

今年のサレジオ祭も新しいことにとことんチャレンジした皆さんの姿をみて感動しました。

文字通り「限界への挑戦」だったと思います。

 

「チャレンジ」ということで、今日は高校2年生の田中君のチャレンジを紹介したいと思います。

田中君はこの夏休みAIUハイスクールディプロマット、日本とアメリカの生徒の交換留学プログラムに参加しアメリカで現地の高校生、プログラム・スタッフ、ホームステイ先の家庭の人々と英語を通して交流を深め、 いろんな体験をしてきました。

これから田中君自身にその経験を報告してもらおうと思います。では田中君よろしくお願いします。」

 

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外国の人との交流を通して、僕たちは外国の人の物の考え方を学びます。

それはグローバルスタンダードとの接点です。

ともすると僕たちは日本の中でのみ通用する考え方、つまり「察すること」あるいは主語なしで話します。

長く日本人は、自分が発信する際の国際ツール、型を疎かにしてきました。いまビジネスの世界などで外国の人々と渡り合うときそのツケが回って来ているとよく言われます。

国際標準のツール、型であるロジックを使って考えているでしょうか?

ロジックと言っても大して複雑なことはありません。

たとえば「自分は~をやりたい」と結論をまず示し、次に「なぜならば・・・」と自分の主張の論拠を示すことです。

ただ「やりたい」、「やりたいからやりたい」だけでは誰も聞いてはくれません。

皆さんはどうしても自分のやりたいことを人に納得してもらうためには、その根拠を示す必要があり、その練習をしなければなりません。

それを練習する場が体育祭、サレジオ祭です。行事が単に「祭」ではなく、単に盛り上がって終わりではなく、それを通してコミュニケーション能力、ロジックを使う練習になるからです。行事は皆さんの成長のきっかけになります。皆さんは準備を通して、多くの場面で、交渉する、説得する、合意を取り付ける、予算を獲得するといった体験をしました。

これは机の上の勉強ではできません。

昨年の年度当初から、僕は「お化け屋敷にチャレンジしてみよう!」と皆さんに訴えかけてきました。

今年、2つのグループがお化け屋敷にチャレンジしてくれました。

べつに僕はお化け屋敷フリークではありません。

ただサレジオでお化け屋敷にチャレンジすることは意味があるのです。
あるとき皆さんの先輩がお化け屋敷の運営に失敗しました。

それ以来サレジオではお化け屋敷ができなくなりました。

でもすべてのお化け屋敷で問題が生じるわけではありません。

問題の原因を探り、予防策を講じれば、お化け屋敷は安全かつ参加者が楽しく参加できるイベントであるはずです。

先生方は大いにウエルカムです!高1、中3の諸君には感謝とエールを送りたいと思います。

さてここで担当した51期、52期の企画代表者にちょっとインタビューしてみましょう。

 

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「やってみようと思ったきっかけは?」
「運営上予想された問題点は?」
「それに対しての安全対策として工夫したことは?」
「実現するために困ったことは?」
「どうやったらうまくいったか?」

グローバルスタンダードのロジックを使って、人を説得する、人を味方に付ける、やりたいことを実現することにチャレンジしてください。

やりたいことは何ですか?
新しい同好会を作りたいですか?
校則の変更したいですか?

ただ「やりたい!」ではだめです。正当な根拠がなければだめです。

チャレンジしますか?
準備をしないまま交渉し失敗しますか?
あるいは、はなから無理と思って諦めますか?

皆さん次第です。皆さんのチャレンジはまだまだ続きます。現在進行形です。

新しいチャレンジを待っています。

 

<以上が 校長先生のおはなしです>

 

 

 

 

【高校2年生】 夜間自習室 利用開始

 

サレジオ祭が終わり、高校2年生たちは 学習モードに切り替えです。

本日より、彼らも 夜間自習室 (18:00~21:00) が使えるようになりました。

 

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