2024年07月24日

「フィジー語学研修」5日目

引率教員が綴るFIJIの日々(5日目 Wednesday)

「ひんやりとした朝の空気で、冬であることを思い出す」

 

始業前。当初の緊張感が緩んで表情が柔らかくなった生徒がいる一方、若干の疲れが見える生徒もいる。机の上には日本の袋菓子がずらり。午後訪問する地元の高校に持っていく手土産の品評会。どこからか「本当はもう少しあったんだけど」と聞こえたような聞こえなかったような。

 

8時ごろ、今日も始業のベルが鳴る。基本的な発音や語彙の確認、昨日の復習が終われば、本日のメイントピックのYouth Empowerment。どんなことが若者に「力」を与えるかについて、教育支援などそれぞれのグループの切り口からディスカッションと発表を行う。まだまだ「プレゼン」というよりは「読み上げ」に近いが、人前に立っての発表はもう慣れたものだ。

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本日の午後のアクティビティーはBA Provincial Free Bird Institute(国立高校)訪問。午後の授業は少し早めに切り上げられ、月曜日に訪れたマーケット隣接の中央バスターミナルへと歩いて向かう。今年は基本的にタクシーでの通学が推奨されているが、昨年は70名を超える大所帯ということもあり、多くの生徒がこのバス停を利用していたものだ。ときに老若男女立ち乗りも出てくる状態となったバスがひっきりなしに往来し、舗装されていない道路からは砂埃が舞っている。時刻表がなく、出発するだけの人数が揃ったら出発する、そんなバスに乗り込み、陽気な音楽と大音量のベース音が響く中、BAPRO(上記高校は地元でこう呼ばれている)へと向かう。

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正規の日本人留学生も多く通うBAPRO。自分たちにとってはあくまでたった10日間滞在するだけのフィジー。そこで実際に生活する日本人の生徒さんたちを目の前にして、彼らは何を思ったのだろう。

 

簡単にお互いの代表者による挨拶を済ませ、タッチラグビーのルールを確認し、早速グラウンドへ。最初は見ているこちらがヤキモキするほどに遠慮がちだったサレジオ生たちも、30分ほどの活動が終わる頃にはそれなりの動きを見せるようになり、ようやく観戦をさせてくれた。終わりは、お土産のお菓子を一緒に食べて、生徒代表によるお礼の言葉、そして記念写真。

 

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「高校からはFijiに行きたい」、なんて生徒がいつか出てきたりするのだろうか。

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日暮の雰囲気が漂う頃、タクシーが来るのを待ちながらホームステイ先での様子を聞いていると、彼らなりに気を遣いつつ、でもちょっと勇気を出して、ホストファミリーたちと言葉を交わしている姿が目に浮かんでくる。

 

明日は、Fiji National Universityでの大学案内&交流会が待っている。