2025年03月26日
「フィリピン語学研修」4日目
昨晩のパーティではしゃぎすぎて、ちょっぴり眠そうな顔もちらほら見えた4日目の朝。でも、そんなことも言ってられません。今日もまた英語漬けの一日が始まりました。
この日は“Field Work”。現地の人に直接インタビューをするという、なかなか勇気のいるチャレンジ企画です。舞台は近くのショッピングモールや大学の敷地内。担当の質問を手に、「Excuse me. May I ask you some questions?」と、いきなり話しかけるスタイルでスタートしました。
取材の場所はレベルに応じて分かれていて、モールでは誰に声をかけていいか分からずにさまようペアの姿も。それでも、思い切って店舗スタッフやお客さんに声をかける場面があちこちで見られました。大学では、現地スタッフの方が手を止めて真剣に話を聞いてくれることもあり、生徒たちは感動しながらやり取りしていました。
英語で話しかけることができれば、相手が日本人でもOKというルールもありました。恥ずかしさからなかなか声をかけられない生徒の中には、日本人らしき人を見つけて、ぎこちないながらも英語で一生懸命やり取りをする姿がありました。不安そうにしながらも、勇気を出して一歩踏み出す様子は、見ていてなんだか心に残るシーンでした。
質問の内容は、SNSの使い方から将来の夢、パソコンスキルに関することまで幅広く、聞く側も答える側も一生懸命。通じたときの笑顔が印象的でした。
たった2日半とは思えないほど、多くの生徒が英語でのコミュニケーションに抵抗を感じなくなってきているのを感じます。たどたどしくても、自信を持って話しかける姿に、確かな成長が見えました。