2024年06月27日

朝の話「隣人については,肯定的に語るか,まったく語らないかのどちらかにしなさい。」(カテキスタ部・高木先生)

おはようございます。今回は,『心が強く優しくなる,ドンボスコの言葉100』より,ひとつの言葉を紹介したいと思います。200年前も今も変わらない大切なことです。

 

「隣人については,肯定的に語るか,まったく語らないかのどちらかにしなさい。」

 

隣人とはどのような人のことでしょうか。友達かもしれないし,先生かもしれないし,ご家族かもしれない。みんなの周りでみんなに関わる人,すべてが隣人です。

 

肯定的に語るとはどういうことでしょうか。

 

分かりやすく言えば,ほめたり,励ましたり,優しい言葉がけをすることでしょう。

 

逆に否定的に語るとはどういうことでしょうか。

 

相手の言動を馬鹿にしたり,からかったり,悪口をいったり,相手を貶めるようなマイナスの言葉がけのことでしょう。

 

「肯定的に語るか,まったく語らないかのどちらかにしなさい」

 

つまり,否定的に語るのはやめましょうということです。

 

もし否定的な言葉が出そうになった時には一歩立ち止まって,我慢して「語らない」という選択ができるようになりましょう。

 

おそらく,隣人のことを否定的に語ったことが全くないという人は先生も含めてほとんどいないと思います。だからこそ,これまでのことは神様に謝って,今からでもドンボスコのこの言葉を実践していきましょう。

 

皆さんの心が,強く,優しくなりますように。ありがとうございました。

 

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