2024年10月03日
「カップめんウェイト&コースター」の便利さと楽しさ
最近、感動した品物。「カップめんウェイト&コースター」。直径10㎝の小さな陶器の円盤。カップラーメンのふたの上に載せる「重し」(ウェイト)。しかも、3分たってからは、カップラーメンの器の下に敷けば「受け皿」(コースター)に早変わり。便利でゴージャス。しかも日本の伝統的な有田焼。いつもこっそり出張かばんにしのばせます。旅先でカップラーメンを食べるときに大層役立ちます。便利さと楽しさ。
二つの機能。つまり「重し」と「受け皿」の役割。しかも、格調高い有田焼の品物。便利さと高級感が同時に実現されています。見事です。ネット上で見つけたとき、うなりました。「これはすごい!」と。実際に使ってみて、ほんとうに便利です。しかも眺めているだけでも、あきません。フリスビーのように軽やかに投げてみたいのですが、陶器なので、それはやめておきます。
単純な、ただの陶器の小さな円盤。しかし、誰もが思いつかないアイディア。しかも、その円盤には、持ち上げるための小さな取っ手がついているので扱いやすいです。円盤の表面に印刷されている赤い文字のデザインもお洒落。たとえば次のように書いてあります。「耐久期限:破損しない限り無限」。
カップヌードルで有名な「NISSIN」と佐賀県の有田焼の「篠英(しのえい)陶磁器」との共同開発。まったく異なる業種の会社が協力して、思いもよらないアイディアを実現させ、非常に便利で奥深い趣向の品物を世間に送り出したわけです。
みなさんもサレジオ祭の準備をとおして、異なる立場の人々と協力して思いもよらないものを創り出すおもしろさを体験したかもしれません。わくわくした発明のよろこびを常に大事にして、社会全体を明るく楽しい空間に変貌させることができれば……。