「未来塾とサレジアンの召命」
先日、第六期「未来塾」の最終発表会が開かれました。理想のサレジオ生は、正解の用意されていない問題に果敢に取り組み、様々なアプローチを通して解決策を見出して行きます。
「未来塾」ではリーダーシップ・問題解決法・論理思考・イノベーションやプレゼンテーションの技術などなど、理想のサレジアンとしての身だしなみを整えて来ました。発表会はその集大成です。
「渋谷のハロウィン秩序化」「最良の教育法」「外国人労働者への差別解消」「AIに支配されないために」「人生100年時代の生き方」といった、より良い社会を目指したものから、「サレジアンが大学に入ってから異性とどのようにコミュニケーションをとるか」と言った身近で切実な内容まで、人々が抱える問題をどのように解決して行くか、彼らなりの考えを示してくれました。正直、素晴らしかった。
ところで、「未来塾」同様の取り組みを行っている他校と、サレジオ学院との明確な違いは何か。それは、その動機とアプローチです。
サレジオ学院は皆さんの召命を育てたい。神に与えられた環境・才能・健康・時間…、これらをフルに活用することが召命を生きること。そして、人々の問題を解決することは、彼らを救うことです。
サレジアンは「人々に救いをもたらす者」としてここに呼ばれ、養成され、救いを届けるために世界中に派遣されて行くのです。つまり、多くのサレジアンが問題解決力を身につければ、やがては世界が変わって行く。
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