1のみなさんは放送朝礼としての「朝のはなし」に、まだ馴染めていないかも知れませんが「サレジオ学院の日常の一部」ですから早く慣れてくださいね。ただし、慣れてしまって新鮮味を失うと、得るところも少なくなって来ますので、良く注意しましょう。昨年度までは基本的に校長先生・副校長先生・わたし…と、サレジオにいる3人の神父たちでお送りして来ましたが、今年度はいろいろな先生方が登場するかもしれません。楽しみにしていてください。

 

さて、「朝のはなし」ではキリスト教的な価値観や人として大切なものの考え方を紹介していますが、今日は浄土真宗のあるお寺に貼ってあった興味深い言葉をご紹介します。それは独りでいると孤独感・二人でいると劣等感・三人でいると疎外感というものです。「なんだ、キリスト教と関係無いじゃないか」と言わないでください。良いものは良いのです。

 

ところで、その張り紙には「だから何…」とは書かれていません。ここから自分で考えを巡らして行けるように、話題を提供しているだけ…。もちろん講話の中では解説がされるのでしょうが、それは「十分に自分の考えを巡らした後」のことです。真っ先に正解を与えたりしない、とても良いやり方です。今日は時間が無いので私も説明はしませんが、考え方のヒントだけ提供して終わります。

 

①あなたもこのように感じるときがありますか?

②そこに問題があるとすれば、だれにとってのどのような問題ですか?

③どうすればそれらの問題は解決するのでしょうか?