『謙(へりくだ)る、ということ』
(本日は榎本神父様に代わって、宗教科のホアン先生が担当します)
小さな子どもは純粋な発想で大人をドキッとさせてしまうことがあります。
数日前のこと、私が4歳の娘と会話をしていると、彼女は突然思い立ったように聞きました。
「パパ?何でママと結婚したの?」
その率直な質問に少し驚いた私は、少し照れながら答えました。
「それは、愛し合ってるからだよ」
彼女は次の質問を前もって準備していたかのように淡々と
「なら、何で喧嘩するの?」
と、問い詰めるのです。
いやぁ、このくだりにはさすがに面食らった私は少し考え込んだあと
「本当だね… おかしいよね…」 と言うしかありませんでした。
この時私の頭には聖書の次の箇所が浮かんできました。皆さんと共有させてください。
「何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れたものと考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。」
(フィリピの信徒への手紙2章3~4節)
この御言葉は人が喧嘩をする主要な原因を実によくまとめている気がします。
「利己心」つまり、自分のことしか考えない心、相手を十分に理解しょうとしない態度ですね。
そして「虚栄心」見栄を張りたがる心です。自分の主張の方が正しくて優れていると思い込むことです。
これに対してイエスは遜ることの大切さを繰り返し伝えました。
伝えただけではありません。
彼自身誰よりも遜って、一切抵抗することなく侮辱を受けながら十字架に上られました。
今日一日、へりくだる勇気が与えられますように。アーメン