『ドン・ボスコの祭日』
キリスト教諸宗派の中にあって、カトリックを特徴付けるものの一つに、聖母をはじめ、天使や聖人、殉教者の記念を行う…ということが挙げられます。それぞれに記念日が設けられていて、その重要度の順に、祭日・祝日・義務の記念日・任意の記念日…とランク付けがされています。
また、各修道会では独自の祭日を設けることが限定的に許されていて、サレジオ修道会では1月31日を聖ヨハネ・ボスコの祭日、5月24日を扶助者聖母の祭日と位置付けています。憶えておきましょう。
当然、サレジオ学院でも創立者ドン・ボスコの記念をして行くわけですが、今年度は記念ミサに加えて「ドン・ボスコ記念プチ・アカデミア」を企画しました。アカデミアというイタリア語には様々な意味がありますが、ここでは催し物とか発表会を指しています。
アカデミアはサレジオ家族の伝統でもあり、ドン・ボスコの時代からずっと、祝い事がある度にアカデミアが行われて来ました。サレジオ学院のドン・ボスコ祭では、コロナの前にチョッとした試みがありましたが、今回は規模を拡大し、4つのグループがそれぞれ漫才・寸劇・発表・演奏をしてくれます。それぞれ、一生懸命準備をしてくれていますので、皆さん楽しみにしていてください。
また、皆さんの準備としては先日お配りしたドン・ボスコの漫画『コラッジョ‼』を読んでおいてくださいね。