チャリティ・コンサートの歴史

2月16日(日)の午後、港北みなもの3Fイベント広場にて、ピアノ同好会・ジャグリング部・カトリック研究会、その他、卒業生や有志の協力の下、ピアノ・チャリティ・コンサートが開催されます。今年で10年目となるこのコンサートが、このような広がりを見せるに至った経緯について、あらためて説明させてください。

2015年度のこと、当時、同好会の要件を満たしていなかった「ピアノの会」の先輩たちが「サレジオ学院の名で学外コンサートをやりたい」と申し出て来ました。しかし、同好会でもない有志の会が「サレジオ学院の名前を冠して外部に向けて」コンサートを開催することは許可されませんでした。当然ですね。しかし、その話を聞きつけたカトリック研究会が、「そのコンサート、カト研が請け負います。ゲストとして『ピアノの会』のメンバーを招聘し、『サレジオ学院ピアノ・チャリティ・コンサート』の名目で実施させてください。」と申し出ることで問題を解決しました。その後、指導をして下さる先生方の働きかけにより、ジャグリング部、有志や卒業生にも広がりを見せ、今日に至っています。集められた募金はクリスマス募金同様、南スーダンのサレジオ学院姉妹校に送られ、教育支援に使われます。

ところで、今アフリカ中部での新たな戦争状態が報告されています。サレジオ学院で継続的に支援をしている南スーダンとマラウイの近隣の地域です。サレジオ学院では「ご縁があって」二つの国への支援をしていますが、その他のアフリカ諸国の問題解決に向けても心を割いて行きましょう。

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