先日、フィリピン語学研修の感想文を目にする機会に

恵まれました。

フィリピン研修自体は2か月も前の出来事ですが

蘇った感動を皆さんと共有したいと思います。

感想文のうち、特にコンパクトにまとめられたものを…

それでも一部分ですが、御紹介します。

「たまたま生まれたところが違うだけで

これほど大きな格差が生じている。
私たちは努力すれば報われるような環境にいるが

スラム街の子供は努力すらすることができない。

それでも私たちが出会った子供たちは笑顔で

手を振ってくれた。

あのような環境の中でも絶望せずに

一生懸命生きている彼らに平等な権利と環境と

機会とを与えるためにはどうすればいいのかを

考えなければならない。
しかし、現在、私たちに直接できることは数少なく

衝撃を受ける一方で無力さを感じた。

その中で、たとえ遠回りだとしても

私たち学生ができることや

もしくは将来大人になってから何かをするために

今できることを見つけ全力で取り組もうと思う。
初めて貧困というものを目の当たりにし、

わずかながらも現状を認識することができた。

貧困をはじめとする国際問題を解決するためには

まず認識することが大切だと実感した。」

いかかでしょうか。

実際に体験することでしか理解できない事柄を

本当に体験した人と、

体験する前に想像で判断してしまう人とでは

天と地ほどの違いが生じます。

フィリピン語学研修は「英会話力」を身に着けるのが

第一の目的ですが、同時にそれを身に着けた結果、

何が変わるのかということをも

体験することが出来ます。

そして、それを体験した人はその後、

勉強に向かう姿勢が激変する。
どうでしょう。

昨日と同じ自分で勉強に臨みますか。

それとも新しい自分を生み出して行きますか。