ハロウィンとクリスマスの間にあるものは?

おはようございます。

11月に入りハロウィンが終ったと思ったら、街の飾りはもうツリーやらサンタやらでクリスマスの準備が始まっていますが、私は「ちょっと待ってください」と思ってしまいますね。教会より先に町並みがクリスマス一色になってしまうのも如何なものかですかね。

そもそもハロウィンも単なるお祭りではなく、諸聖人の祝日を祝う11月1日の前の晩という位置づけなのです。そして翌11月2日はすべての亡くなられた方を思い起こす日です。11月は教会では「死者の月」と呼ばれていますが、特にこの月教会では「人間の魂は不滅である」「亡くなった方は今神様のそばで平和に生きている」「私たちはお互い祈りによって心を通わせることができる」「親しい人とは亡くなってもまたいつか会える」というキリスト教信仰の大切なことを思い起こすときなのです。クリスマスも大切ですが、11月には思い起こさなければならないことがあることを皆さんには知ってほしいと思います。

サレジオ学院ではこのような理由で11月に慰霊祭を行っています。今年は今週の金曜日11月7日です。亡くなられた方を思い起こしながら厳粛な気持ちで金曜日一日を過ごすように致しましょう。