『トルコ・シリアでのサレジオ家族』

おはようございます。先日大きな地震に見舞われたトルコ・シリア、特にアレッポにもサレジオの事業所があります。アレッポのサレジオの活動責任者ジョルジュ・ファタル神父様は現地の様子として次のように第一報をローマ本部に伝えてくださいました。

 

「午前4時に起きた大きな地震の後、人々は余震に怯え、恐れているため、大きな苦しみがあります。大地が揺れ、家が破壊され、多くの死者が出ています。それに加えて、避難民を病気にさせる寒さと雨もありました。温かい食事を用意する前に、私たちは彼らを落ち着かせなければなりませんでした。彼らはすでに戦争と貧困に苦しんでおり、今度は地震の結果にも直面しなければならないからです。主が荒波の中におられたとき、弟子たちに『なぜ恐れるのか』と問われたことを思い起こさせました。主は私たちとともにおられ、私たちの中におられるのです。」

 

またサレジオ会総長フェルナンデス神父様が全世界のサレジオ家族に向けてメッセージを送られました。

 

「トルコのイスタンブールとダマスカス、アレッポをはじめシリア全土にいるサレジオ家族に心から挨拶します。自然の力が再び猛威をふるい多くの人々が亡くなりました。トルコとシリアの市民の皆さん、トルコのイスタンブールとシリアの私たちが活動している場所の近くにいる皆さん、そしてそこにいるサレジオ会員とサレジオ家族の皆さんに私たちが共にいると申し上げたいのです。母なる自然が苦痛をもたらしているこの瞬間にも私たちは主への信仰のうちに言葉と思いと祈りで皆さんとの連帯をあらわしたいのです。多くの人がそうしているように私たちも少しでも苦しんでいる人々の助けになりたいのです。この痛みのただ中にも大きな連帯があるのですから。」

 

サレジオ学院の私たちもフェルナンデス総長様と共に、祈り、そして自分たちが何かできることを見つけることで苦しんでいる人々、特にサレジオの関係者と連帯することができますように。