5月の聖人、ドメニコ・サビオとマリア・ドメニカ・マザレロ
おはようございます。早いもので5月ももう終わりです。中1の皆さんも期末試験を終え、部活も始まり、サレジオ生活そろそろ慣れてきたでしょうか。さて5月は二人のサレジオ修道会の聖人の記念日がありました。復習の意味でサレジアン・トリビアを少し紹介しましょう。
5月6日は聖ドメニコサビオの祝日でした。ドメニコ・サビオのことは皆さん知っていますね。ドメニコ・サビオはオラトリオに通い、ドンボスコより教えを受け、全力で自分の可能性を突き詰めようとした若者でした。彼は当初極端にストイックな生き方をしようとしましたが、ドンボスコはそんな彼に「聖人になるためには、自分のやるべきことをしっかり、喜びを持ってすればいいんだよ。」と諭しました。以降彼はそれを精一杯実行に移します。残念ながら彼は若くして亡くなりましたが、日々の勤めを精一杯やることが大切なことを彼の生涯は私たちに教えています。
5月14日は聖マリア・ドメニカ・マザレロを祝います。聖マリア・ドメニカ`マザレロという方のことはあまり聞いたことがないかもしれません。聖マリア・ドメニカ・マザレロはドンボスコと協力して若者、特に女の子の教育に生涯を捧げました。彼女は仲間とともに一つの修道会を設立し、それは現在サレジアンシスターズと呼ばれています。ですからこの修道会もサレジアン・ファミリーなんですね。彼女のモットーは「縫い物をするときの一針一針を神様のために」でした。つまり日常の自分の勤めを大切にし、それを神様と人々へのプレゼントとする、という精神です。
日々の自分の勤めをいかに生きていくか、これがドメニコサビオ、マリアドメニカマザレロの共通した問いだったのですね。
来週はいよいよ体育祭です。準備に余念がないことと思います。しっかり当日に向けて自分に任されたところをしっかりと実行し、仲間と共に素晴らしい体育祭にできるよう頑張ってください!