チマッチ神父様の列福を求めて祈る

おはようございます。
現在日本のおけるサレジオ修道会日本管区は
サレジオ学院を含む4つの小学校・中学校・高等学校
1つの工業高等専門学校
3つの幼稚園
2つの児童福祉施設
6つの教会
を運営し、そこでは約100名のサレジオ会の司祭、修道士が働いています。
このように日本のサレジオ会の活動は多岐にわたっていますが、もともとはわずか9名のイタリアから来たサレジオ会員からすべては始まりました。1926年トリノより最初に日本に派遣されたこの宣教師のグループの団長がビンチェンツォ・チマッチ神父様でした。そして九州・宮崎の地からサレジオの事業は始まったのです。つまりサレジオ学院の始まりもチマッチ神父様にたどりつきます。
今日10月6日はこのチマッチ神父様の命日です。生前の彼の口癖は「最善を尽くして、でもあともう少し頑張ろう!」でした。生涯にわたって神と人に尽くしたチマッチ神父様の生き様をカトリック教会はとても評価し、現在聖人となる調査が進行中です。サレジオで生活している私たちにとって彼が聖人になる日を待ち望み、祈っていくことも大切です。今日はチマッチ神父の列福の祈りを一緒に唱えたいと思います。

心の柔和、謙遜なイエスよ、あなたは忠実に神に仕えたチマッチ神父を通して、おん父のわたしたちに対する愛を示してくださいました。わたしたちも師の模範にならい聖なる喜びに生き、日々の務めを誠実に果たし、祈りと愛による一致、また、あなたとの一致に、励むことができますように。あなたの母、わたしたちの助け、導き手である聖母の取り次ぎによってチマッチ神父の列福を早めてください。アーメン。