One more dig, and you will be able to get to the water vein!

体育祭も近づき校内も体育祭の色で染まってきてますね。今年の体育祭も無事に有意義に開催できるよう主の祈りを唱えましょう。

 

さて今年のいろんな場所でのお話は世界のサレジオで共通のこのポスターのイラストを中心にお話していきます。

 

そこから始業式ではサレジオ学院の生徒諸君が「一つの使命の実現に向けて共に歩んでいこう」という年間目標 “Same Journey, One Destination” を提示しました。

 

今日はこのポスターの中で井戸に注目してください。井戸は水を汲むためのものです。生活にとって、また農作業にとって水を確保する井戸はとても大切なものです。とくに乾燥した地域では井戸は命の次に大切なものかもしれません。さてこのように大切な井戸ですが、この井戸最初から存在しているわけではありません。誰かが掘ったものです。

 

最初に井戸を掘った人のことを想像してみてください。その人はおそらくどこをどのくらい掘れば水脈にぶつかるか100%の核心を持って掘っていたわけではなかったでしょう。本当にここを掘れば水に行き着くか. . あとどれくらい掘ったらいいのか. . . 諦めるべきか、でも . . . よしでもあと少し掘ってみよう!そしてまさに最後の一掘りによって勢いよく噴き出した瞬間の喜び . . . まさに最後の一掘りが運命を変えたわけです。

 

何かにチャレンジし、成し遂げるためにはこの最後の一掘りまで希望を持って掘り続けることが大切なのでしょう。簡単に諦めない強い心。途中で投げ出すのは簡単です。でもこの最後の一掘りにかけるように最後まで頑張ってみましょう。学校生活でも、勉強でも、部活でも、そして体育祭でも。最後の一掘りまで頑張りましょう。なぜなら成功をもたらす最後の一掘りがいつ訪れるか、水がほとばしり出る瞬間まで誰もわからないからです。

 

One more dig, and you will be able to get to the water vein!