2015年03月03日
ドン・ボスコの国を訪ねて 相島 惠子(2期生の妻)
2014年9月8日トリノ、秋空に映えるサンタ・マリア大聖堂にサレジアン2期生の6人の雄姿。高校を卒業しそれぞれの道を進み、仕事も一区切りしたら「いつかサレジオ発祥の地を訪ねよう」との希望の実現でした。今回は、仕事の関係でT氏ご夫人が参加出来きませんでしたが、5組の夫婦と1人の総勢11名の北イタリアを巡る旅に、サレジアンの妻として参加致しました。 それにしても、結束の強い同期会には感心させられます。以前よりこの会のイベントには何度か参加させていただいていますが、今回はイタリア旅行ということでご報告させて頂きます。
大聖堂に隣接したドン・ボスコ資料館では、我々を迎え入れてくれたDeborahさんから、当時の敷地の模型を前にして『ドン・ボスコが貧困の青少年に対して教育を施した業績』について熱心な説明を受けました。今後のサレジオ会の活動のお役に立てればと、幾ばくかの献金も致しました。折しもドン・ボスコ生誕200周年を祝う1年が始まったところで、ドン・ボスコに招集されたような思い出に残る訪問となりました。
旅の起点ヴェネチアでは、ゴンドラに乗り、S氏の熱唱「ドメニコサビオの歌」が建物で囲まれた狭い運河沿いに反響。ミラノ、トリノ、フィレンツェ、更にトスカーナ地方モンテプリチアーノの農園ホテルに滞在、シエナ、アッシジを経て最後の訪問地ローマへ。バチカンのサン・ピエトロ寺院前の広場では「聖母マリアの歌」を合唱。 6人のサレジアンは、中学・高校時代にタイムスリップしたような10日間であったように見受けられました。なぜなら、当時は彼らの存在さえ知らなかった私でも、旧知の仲だったのではと錯覚するほどの和やかで優しさに包まれた時間を満喫することが出来たからです。
ヴェネチアのレストンで全員集合
ドン・ボスコ像前の2回生6人のサレジアン