サレジオ学院_学校案内2025年
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サレジオのあゆみ1960(昭和35)年・目黒サレジオ中学校創立・初代校長ニコロ・タッサン就任1963(昭和38)年・サレジオ高等学校創立・川崎市宮前区鷺沼に 高校校舎落成1975(昭和50)年・川崎サレジオ中学校創立 (6年一貫教育を開始)1982(昭和57)年・野尻湖山荘落成 (長野県)1サレジオ会創立者聖ドン・ボスコ(1815.8.16〜1888.1.31)校長・サレジオ会司祭鳥越 政晴アシステンツァドン・ボスコは、19世紀のイタリアにおいて、貧しい若者たちが健康的な精神と身体を発展させることができるよう「オラトリオ」という施設を設立しました。若者には一人ひとり特別な「使命(ミッション)」が神様より与えられており、教育においては、その実現をそばで見守り手助けすること、すなわち「アシステンツァ」が重要であると彼は考えました。ドン・ボスコが設立したサレジオ会は、現代においても教育修道会として世界130以上の国で活動しており、サレジオ学院も、その教育理念を受け継ぐ学校のひとつです。25歳の男づくり現代の日本社会、国際社会の中では、戦争・災害・飢饉・差別による分断の犠牲となっている人々が多くいます。「目の前の弱くしいたげられた人の必要に応え、自らの手を差し伸べようとする」ことこそ、イエス・キリストの価値観です。学業、行事、部活動など日々の学校生活において歩みを共にしながら、この価値観を生徒と共有し、家庭と教員がひとつの共同体となって愛を伝え続けるなかで、全人的成長を促します。若者の完成形を18歳にもとめるのではなく、社会の中で自分の立ち位置を発見し実現しているであろう25歳におくことを、本校では「25歳の男づくり」ということばで表現しています。25歳になったときに、弱い立場の人々のために自分に何ができるかを考え、自分が置かれた場所から一歩アクションを起こせる人間を育てることがサレジオの教育理念と言えます。サレジオ学院はドン・ボスコの精神にもとづき豊かな人間形成を目指す中高一貫の男子校です

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